「デフォルト モード ネットワークとは」なんぞや?
人間の脳が、何かを意識してしている状況以外の、
「ぼーっ」としている時でも
脳内には活発に活動している部分がある、
ということが最近の研究によってわかってきました。
その、ぼーっとしている状態の脳の活動状態を、
「デフォルト・モード・ネットワーク」という。脳の沈静化とでも言いましょうか。
そのときは、
自分の経験や知識や記憶の整理をしている。
次の行動の準備時間でもあります。
PCでもずーーっと電源入れっぱなしだと壊れるのと同じ。
デフラグ(最適化) が必要。
脳も同じで、休息が必要です。
何もやらない時間は、自覚がないだけで、実は
大きなことをやっている時間なのです。
ただ雑念が湧き出て、妄想にふりまわされてしまうと、脳の沈静化は
正しく行われません。
いろんな雑念がうかんでいる。雑念に飲み込まれてしまうと、
妄想にふりまわされて、過去や未来にひっぱられて不安になる。
どんどん考えグルグル続くと・・・ストレスがたまる。自分でストレスをつくっている・・・。という悪循環へ。ネガティブスパイラルに陥ります。。
ヨーガセラピーは、
脳を良い状態の、デフォルト モード ネットワーク状態にむける手法。
ヨーガをすることで、脳内dlPFC の部分が一緒に働くようになる。
※dlPFCとは
前頭葉の一部。
思考や認知など知的活動の中心部分。大脳の司令塔でもある。ここの活動があがると、ストレスを感じにくい脳になる。
リラックスすると脳内も休息。
思考が止まった、デフォルト モード ネットワーク の状態に。
ゆったりゆっくり呼吸に合わせた体操(ブリージングエクササイズ)、軽い筋トレ。
呼吸法や宗教性を排除した瞑想。
少し速い動き(アイソトニック運動) を組み合わたメニューで
身体の刺激の差を感じる。
身体のまわりの空間を感じる。
リラクゼーション効果が高まり、副交感神経の働きが活発にもなります。
それにより
抵抗力や自然治癒力が養われます。
呼吸に意識をむける。肉体に意識をむける。
温かいところ、ほぐれていくところ、
ゆったりゆっくり動く、下腹部に意識をむける。
腎臓の働きもよくなるので、
(腎はエネルギーを蓄える臓器)
髪や目の輝きも増します。アンチエイジングにもつながります。
自己観察。セルフモニタリング。
客観視と意識化の訓練で脳を最適化!
ヨガセラピーは
デフォルトモードネットワークの活性化を促しますよ~!