私たち、ヨーガを行じる者は
ヨーガスートラを学びます。
(ヨーガスートラとは、インド哲学の1派であるヨーガ学派の根本 経典)
ヨーガスートラ第2章 23節には
鑑賞者と非鑑賞者について、
神様と自分のつながりについて、書いています。
昔の人は「お天道様が見ているよ」と。
私の祖母も「神様がみているから」 とよく言っていました。
いつも神様が見ている、
それは、”良心”、と言ったりもしますが。
常に客観的に自己をとらえなさい、と言っています。そして、悪行をした場合、誰にも知られていなくても 自分だけ は知っている。自分の心に正直に生きましょう、と言う教えです。
ヨーガは誰かが見ていても、見ていなくても、
評価されても、評価されなくても、
目の前の事柄をただ淡々とこなすだけ、と説いています。
そこに自分の感情を投入せず、好きとか嫌いとか、良いとか悪いとか、合うとか合わないとか・・思わず。
もちろん人間だから、感情はでてくるんだけど、そこに振り回されないよう努力しよう、と言っています。
鑑賞者(神様/宇宙)と非観賞者(自己)がどこに結びついているか?
良心(善性)に結びつくのが、ヨーガ。
私がお酒と結びつく、
ギャンブルと結びつく、
食べ物と結びつく、お金と結びつく、
あの人に評価されたい、とかあの人に言われたくない、といったことに結びつく??。
何に強く結びついているのか、自分に問うのがヨーガです。
心の声を聞いてみましょう。