5月25日 ,2018年。
友達に誘われてアイスショーを見に行きました。
ゆづファンの友達がとったチケットは、幕張であった
初 羽生くん。素敵でした!
しなやかと力強さを兼ね備えた滑りは、素人が見てもわかるくらい素晴らしい。
美しい・・とため息がでます。
もちろん、その背景には血の滲むような努力があるのでしょうが、微塵も感じられない。
力が、抜けてる様子が流石!と思う。
技術はもちろん、精神力が強い、ブレないのだろうなーと実感しました。
著書の印税、全てを仙台のスケートリンクに寄付するなんて(友人からの情報)
もう慈愛の人。♡(╹◡╹)♡
帰宅後、羽生くんに国民栄誉賞を授与する決定をしたニュースをみて納得しました。
松岡修造さんが雑誌で
”羽生結弦の強さの秘密”を語っていたのですが、それがすごい。
松岡さんが、羽生くんに「どんなオリンピックでしたか?」と聞いたところ
「とにかく捨てて、捨てて、捨てる作業をしたオリンピックでした」と。
勝つために「技」を捨てた。
彼は世界で初めて4回転ループという大技を習得したが、それを封印。
もう一つは、自分の「欲」を捨てて、、、と、ありました。
彼はゲームが好きらしい、が、怪我をしてからそれを一切やめた。
それは「幸せ」を捨てた、と彼は表現したそう。
でも、
「それではこのオリンピックで何を得たの」と、聞いたら
「幸せを得ました」って。
ヒンドゥー教の文献の、
ある一説を思い出しました。
『苦と混じっていない楽などはありえない。従って、楽も苦になる。苦を捨てようとする人は、楽も捨てる。楽と苦を別々に捨てることはできないからである。(ニヤーヤ・バーシュヤ)』
楽と、苦、は同じものだ、と言っています。
ブッダも世の中は”一切皆苦“ と言っています。世の中は苦しみばかりだと。
楽(幸福)も苦も一緒。別々に捨てることはできない。楽しい、に苦も混ざっている。
彼が、仏教の教えや
古いインドの経典の言葉を知っていたかどうかは、わかりません。
しかし、確かに
幸福に向かう実践をされているのだなー、と。
感性(直感力)から湧いてきた知恵なのか!
とにかく、すごい人ですねー。