10時~ 西部ふれあいセンターでのヨガ。
ヨガを行じる前に、アーユルヴェーダの話から
オイルマッサージの手法@足もみをご紹介しました。(クラスではオイル無しで・・)
アーユルヴェーダはインドの伝承医学。約4000年の歴史があるWHOも認める医学です。
アーユルヴェーダでいう健康の定義は次の五つ。
「1,身体のなかのドーシャ(性質)火、水、風 バランスとれている。
2,消化力がある。
3,身体の組織(細胞)の生成と機能が正常。
4,老廃物の生成と排泄が正常。デトックス力がある。
5,魂、五感、運動器官、精神が至福に満ちている」
ドーシャ、風(ヴァータ)、火(ピッタ)、水(カパ) という身体のなかの性質は、それぞれ体内の活動作用を司っています。風(ヴァータ)は”循環”、動きの作用をつかさどり、火(ピッタ)は”変換”、水(カパ)は”結合”の作用をつかさどっています。
風(ヴァータ)は動きの働き(呼吸や血液を流す、運動作用、関節を動かす等)
火(ピッタ)は熱のエネルギーで、体温調節や消化・代謝を助けたりします。
水(カパ)は結合(骨と骨、細胞同士をくっつける、体内の分泌物等) で、
どの性質も、どの働きも大切。
誰もがこのドーシャ(性質)をもっていて、火、水、風のバランスが崩れると病気になると考えています。
風(ヴァータ)の性質が増大したとき、抑えてくれるのがオイルマッサージ。
とても効果的です。ちなみにヴァータが増悪すると不整脈、自律神経系・呼吸の乱れ、不眠、乾燥、関節痛、便秘等の症状が現れます。
特に女性は閉経後、ヴァータが増える?お年を重ねるごとにヴァータが増える!ので、オイルマッサージやオイルうがいは是非トライしてもらいたい、と常に思っています。
ただ、ご自身で
全身のオイルマッサージを頻繁にはできません。そんな時におすすめなのが、
「三点マッサージ」
”頭、耳、足”を マッサージをすることで、全身マッサージに匹敵する効果がアリあり!ゴマ油を手にとり・・やさしくなでるように・・・マッサージしましょう。(オイルをつかった場合は5~20分程、放置してその後、温水でゴマ油を洗い流す)
今日のレッスンでは(クラスではオイル無し)足もみの実践をしました。
足指をつまんでグルグルまわす。揉む。足の裏のツボを刺激する。足首まわす。足の指を曲げる。足の甲マッサージ。膝下もんで、太腿もんでもんで・・。体温が上がり汗がでましたー!
「代謝があがりますねー」と言いながら私も汗をいっぱいかきました。
レッスン終了後、生徒さんから
「軽い腰椎ヘルニアでいつも左下半身のしびれがあるのですが、足もみをした後は、そのしびれが改善されました。マッサージのセルフケアは、必要ですね。」 との感想をいただきました。
簡単なことから、
自分にあったことから
少しずつすすめていきましょう。
禁忌あり:
”発熱時・生理中・空腹時・飲酒時”はやめましょう。