「日日是好日」
観た
亡くなった樹木希林さんが見たい、のと
昔、花嫁修行の一環として 茶道を習っていたのと、相まって興味があった作品。
習ってたお茶は、裏か表か・・忘れてしまったが、毎回いただく美味しい和菓子に惹かれ学生時代、2年程通っていた。
その頃の記憶が、懐かしく蘇り・・
時々、ジンワリ涙した良い映画でした。
茶道先生役の樹木希林さん。
本物の茶人のようで、お点前も軽やか。流石!ムダな力が入ってないなー。
劇中の先生の一言ひとことにうなずかされる。
心に響いたセリフのひとつに、
「世の中にはすぐわかるものとわからないものがある」と言うことば。
今は、すぐに知ろうとしてネットで調べたり、
興味があると講座を受けて
ちょっと学んで、まだ身体に染みてもいないのに知った気になる。
そう・・身体で覚える大切さ。
重き深みがあるものになりたい、わき目もふらず、ひとつのことに取り組む重要性を 観ながら思い出させてくれた。
茶道も花道もヨガ道も、すぐにはわからないもの。
そんなものに挑んでいきたいと思った。
「作法は勝手に手が動く」という先生の言葉にも、激しく動揺(笑)
あーー、そうだった!日々の精進が大切。
アーサナ、呼吸法の更なる練習だわ。最近サボり気味・・・。
まだまだ私もヨガを始めて15年ですもん。ひよっこ!でございます。
さいご
劇中 初釜の挨拶で
「こうして毎年、同じことができることが幸せなんだ」
と、先生が話す。
日々、忙しく生活して忘れてしまう、当たり前のこと
三食ご飯が頂けて
健康で仕事ができ、
温かいお布団で寝れる幸せ、忘れないよーに。
「日日是好日」
アーユルヴェーダでも説いている
毎日、新しい朝を迎えることができる喜びを忘れずにいたい。