「無欲恬淡たれ」
はやいもので、もう三月。年が明けると、どんどん日が過ぎていく気がする。クラスで話すと皆もそう感じているようで、これが歳を重ねた証拠かしら。
繰り返す季節、
繰り返す暦、
昔はこんなんじゃなかったなー、なんて思い返す想念も、繰り返す。
昔も今も人の想いは一緒で移ろ変わり・・変化するものだったのでしょうね。
それにしても
”一月は行く、二月は逃げる、三月は去る” なんて、昔の人はうまいこと言ったもの。
さて、
三月の聖句は、「無欲恬淡たれ」
人生は淡々と他人の喜ぶことを為せ、という智慧の教えです。
他人の喜びを自分の喜びにしているかどうか・・・ を調べてみよう。
この瞑想をみたとき、「さだまさし」さんの言動を思い起こした。
彼は風に立つライオン基金 を立ち上げ人的支援を行っている。
ライブの中でも自身の体験を踏まえ、「受けた恩を返す」志をお話しされていた。
中学生のころ、
東京から長崎まで帰省する電車賃を貸してくれた、大学生の話。この受けた恩が今の自分のベース、”人のために役に立ちたい気持ち”に繋がっていると。
”思いやり”のバトンだね。
私も”思いやり”バトンを渡していきたい。