NHKスペシャル
「食の起源」を観ました。
実は白飯が大好きなわたし。
歳を重ねるにつれて、糖質の旨味に魅了されています。新米が美味しい♪
今、はやりの糖質抜きダイエットに違和感を感じていましたが、まさにその通り!ご飯は健康の敵ではなかった!
番組では、糖質(米)のすごい力が随所に紹介されていました。
脳は身体のなかでもっともエネルギーが必要な臓器ですが、そのエネルギー源は糖質(米)。でんぷんなのです。
番組内では「糖質が重要ですよ~!」と何度もアナウンスしていました。
32億年前、光合成から酸素と糖ができ、微生物(祖先)としてこの世に誕生した生物。
祖先の始まりは単細胞生物ですが、その頃は、私たちの祖先は糖を吸収できなかったのです。
進化のなかで
糖を吸収できる微生物を自分に吸収して、
その細胞に糖を食べさせて
体内の微生物にエネルギーを作らせるようになったとか。
その後、微生物から魚へ
虫類トカゲへ
ほ乳類へ、猿人へ、そして 現代人となりました。
。。。が、
20億年前に取り入れた微生物は、今も私たちの細胞の中に(ミトコンドリア)生きている!!
システムは変わらず!なのです。
私たちの身体は、糖を取り込んでエネルギーをつくり、
命を支える根源となっています。
では、糖質をとらなくなったら、どうなるの?
体内のタンパク質や脂肪から糖をとることになり、血管が弱くなったり(細胞の活性化力が下がり、傷の修正ができない)
動脈硬化のリスクがあがったりするそう。
(番組から抜粋)
米にはでんぷんの他、
たんぱく質、必須アミノ酸、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど素晴らしい栄養素が含まれた食品。
米を見直そう!
ご飯をよく食べることで
アミラーゼ遺伝子もでき、
アミラーゼ遺伝子が(腸内に)多いと、でんぷんを糖に変換する力が強くなる。。
から、
インスリンの分泌量が少なくなり、太りにくい身体になるとのこと。
ご飯を主食とすることで太りにくい体質や、健康を守る腸内細菌を増やすことができるなんて、嬉しい!
番組を観て、ご飯のすばらしさを再発見しました。