病気の原因

インドの伝承医学、アーユルヴェーダでは病気の原因を次のようにとらえています。病気は、内因性、外因性、心因性の3つ・・・

 

病気の原因は、

1、五感(5つの感覚器官)の不適切な使い方、使いすぎ

2、言動の不一致(知性の誤り)

3、季節の異常

内因性は、1

外因性は3

心因性は2

 

※1の説明 (五感の不適切な使い方)

人間がもつ五感(聴覚・視覚・触覚・味覚・嗅覚)とそれぞれ感覚する対象物(音・色・触・味・香り)がふさわしくない場合。

感覚器官と対象物とが
不適切な”結合”により、病気になる。

アーユルヴェーダでは、こころと身体の健康のためには、よい対象物を選んで、感覚を正しく使いましょう、と説いています。

どんなに素晴らしい音楽でも、大音量で、長時間ききすぎると害になる。名画も「感動するわ~」とコンを詰めて徹夜で見る、これも身体には悪い。感覚器官の使いすぎになります。美味しい食べ物を目の前にして、過食してしまう。お腹をこわす。これも「対象物と味覚の過度な結合」ですね。本来、味覚は味わい、満足度を上げ、幸せの拡大をはかるものなのに、お腹こわす。満腹すぎて苦しい。逆になっている。感覚器官を不適切に使っているのがわかります。

※3の説明(季節の異常)

この夏も酷暑。とても暑いですが、この異常気象も病気の原因ととらえています。外からのストレス。ストレスとは、外部からの影響を受けて身体やこころにおこる反応のこです。季節の異常によって、過剰にストレスがたまると病気になります。

※2の説明(言動の不一致/知性の誤り)

順不同、で 言動の不一致の説明をします。

人間は五感を正しく使って、対象物をキャッチし、脳で判断して、行動へ移す。しかし、この判断(認知)のところで認知が間違っていると病気になります。例えば、お腹はいっぱいで満たされているのに、美味しいケーキが目の前にでてきたら・・目がほしい(脳がほしがる)。だから食べる。

例えば、ママ友の集まりに行きたくないけど・・行かないと「付き合いが悪い人」とレッテルが貼られそうだから、嫌だけど行く。

例えば、喫煙は身体に悪いと知っていても、止めることができない。これらは身体とこころの声を聞くことができない状態です。”知性の誤り”といってもよいでしょう。

知性を生かしていない生活は、不調や病気をまねきます。

ヨガのこういったお話しもあります。

□■□■□■□■□■「木の切り株の話」

1つの切り株がありました。闇の中で、どろぼうがやってきてその切り株を見て「警察だ」と言いました。恋人をまつ若者がそれを見て「彼女だ」と思いました。おばけが怖い子供は、それを「幽霊だ」と思い、叫びました。しかし、はじめから終わりまで、それは木の切り株だったのです。(ギヤーナ ヨーガから)□■□■□■□■□■

 

私たちはこの世界を、自分がある通りに見ます。

自分のうちに持っているものを、外に見る。

自分のフィルターで世界を見ている。全ての知識がそうです。

私たちの心は、過去の経験に影響されながら、心の癖や思考パターンが決めるといわれています。それは良くも悪くも、自分が見ている世界は自分自身のこころの投影であり、世界はこころの合わせ鏡。

ありのままに物事をとらえ自分勝手に考えない、ということも大事です。

また以前は、TVで「これが健康によい」などというと、次の日はその食品(食材)がスーパーから無くなる、なんてこともありました。これも

知性を生かしている=自分のこころと身体の声をきいている

とは言えません。

(アーユルヴェーダ的には)
人はそれぞれ消化力も違えば、性質も違う。その食品がすべての人によいものでは無い、はずなのに。

これも、”こころと身体の声をきいている”状態とは言えません。

 

知性を生かしていない生活は、不調や病気をまねきます。

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