「いつでも心の声に従え」

「ガンジスへ還る」 というインド映画を観ました

 

 

「ガンジスへ還る」

 

インドの聖地 ベナレスにある ”解脱の家(ホスピスのような施設)” へ行く父と子の話。

知人が、
SNSで「とても良かった」と、感想を書いていて、絶対観よう! と思っていた映画。

淡々とベナレスでの生活を描いている。

父は何度も同じ夢をみて、自分の死期に気づいた様子。解脱の家へ行くが、施設の入所許可期間は、15日間。なかなか、お迎えが来ないなかでの日常が笑える。

 

そこには親子の葛藤だったり、

日常の些細ないざこざだったり、

誰もが経験している事柄が描き出されている。

それだけに共感力がわき、さらに映画のなかに引き込まれます。

 

インド 精神世界。ヴェーダンタの話。神秘主義と言われるインド哲学、ヴェーダンタ。

 

生きるということは、死というゴールへと 向かっているが、

「解脱」 とは”輪廻転生”の輪から外れること。二度とこの世界に出没しない。苦しみもない。

「解脱」はヒンディ達の最終目標なのです。

 

死生観の違いを感じながら、でも

そんな考え方のインドが好きだな~と再認識。

「いつでも心の声に従え」という、台詞が心にしみる。

 

 

”死ぬ”ってこと、自然死するってことは、ホント大変!

何事も思い通りにいかない。いつか来るその日を思いつつ、生きるって変化を感じながら、

 

・・・私も「いつか輪廻転生の輪から、外れれますように」、と祈ったのでした。(^_^;)

 

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