「することモード」から「あることモード」へ

マインドフルネスは

「すること(doing) モード」から「あること(being) モード」へ切り替えること。

※林 潔 著 「カウンセリングと心理テスト 」から

 

ヨーガ療法はマインドフルネスです。

「すること(doing) モード」から「あること(being) モード」へ。

[今、ここの自分に意識をむける] [今、この瞬間の呼吸に意識をむける] [今、のびている身体、ゆるんでいる神経に意識をむける]

過去や未来。素早く動きまわるこころを鎮める手法です。

未来のあれこれ、「○○しなければ・・」 「○○するべきこと・・」 「○○しないと心配・・」 とすることばかり(常に活動モード)に、気がいく。

そんなこころから、「今あるがまま」 「ありのままの自分を受け止める」 今あること(ここに集中)に、意識をむける。そんなシフトチェンジをさせてくれるのが、ヨーガ療法です。

 

今日の夜ヨガ参加者さん。

新しいバイトの仕事に、苦労している様子。

「新しいことを覚えなければいけない」 「お客さんの声が小さくて、聞き取れないけど、恥ずかしいので聞き返せない」

日頃の気になることを話してくださいました。

 

『うーん、よくわかります』

 

私も新しい職場(派遣会社に登録し、いろいろな現場で働いたので)に行くたび、電話の取り方から事務処理の仕方がわからず・・・(泣く)。何度も聞くのが恥ずかしかったなぁ。

各企業、
マニュアルに沿って仕事をすすめるため、パニックになりながら覚えていました。

 

でも、時間がたつにつれて慣れてくる。

いつのまにか、日常になる。

ひとつひとつの仕事を、自分の許容範囲の中で処理していたような気がする。

そのうち、

半年前のパニックが、なんだったのかな~と笑ってしまう、そんな余裕がでてきます。

 

 

『大丈夫。目の前のことを処理していたら、それが日常になりますよ。気が動転したときは、呼吸に意識をむけてね。深呼吸するだけでも良いですよ。』 と、アドバイス。

 

話しを聞かせて頂き、私も昔を思い出しました。

ありがとうございました。

 

 

 

 

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