新聞を読んでいたら
「それはそれとして」 という日野原先生のことばがあった。
嫌なことがあっても、それにはとらわれないで。
心を流れる水のように保つ、しなやかな心で前を向く、と。
「それはそれとして」
心をその事柄にくっつけずに、前を向く。
ヨーガの考え方も同じ。
何かに強くこだわっている人は
つい自分の主張を押し通してしまう。
自分の意見を他人に押し付けたり、”~せねば。”。と自分を追い込んだり、ストレスを自他ともにかけがちです。
すぐ否定的に考えたり
ミスをして落ち込んだり、
周りの雑音(噂話)に反応したり、
行為の結果や反応が気になっても、、
「それはそれとして」
そのことにとらわれない。
私もついつい、
ヨーガ中も「みんな気持ちよいかな」とか
「もっと魅力的なメニューを提供したいな」とか、思ってしまう。
突然来なくなった参加者さんなど居ようものなら、「何がいけなかったのか?」「ヨーガの哲学的な話が怪しかったのか?」「開脚メニューがきつかったのか?」
アレコレ考えてしまいます。自己の主張が強いから、自分の評価が気になるのだなぁ、と改めて感じた。
そう「それはそれとして」。
起こってしまったことにとらわれない。
時間をよりよく生きるため、前をみて生きるのみ。