レッスンが始まると、まずはボディスキャンします。
「身体に起こった反応を、心のなかで言語化してください」と、言います。
「体とともに意識を今にとどめましょう。呼吸して、リラックスして、感じて、自分自身を観ていきます。」
「頭から腹部に向かって注意を向けていきましょう。腹部に意識を向けて数回深い呼吸を・・・」
「体の感覚に注意を向けながら、細胞レベルまで探っていきましょう」
「何も感じられない場合でも、大丈夫。意識を内側にむける、それだけでいい。繰り返し繰り返し、体の反応を探りましょう。」
身体のどこかが緊張している?
逆にほぐれていくところは、どこ?
今、すごく暑い? それとも寒い?手のひらはどう?
運動をしたい? それとも休息したい?のか。
理解しようと努めたり、ポーズの完成度を評価したり、
その刺激や感覚に意味づけをしないように。
ただ感じて、それらが意識の表面に上がってきたことを認識します。
客観視力をあげる、
客観的に自分をとらえる能力を”メタ認知”というが、
この、”メタ認知能力”を上げていくのがヨガ。