新年は、
引きこもり、撮りたまっていたテレビの番組 鑑賞。。。
そのなかで、「 ”英雄達の選択” 宮沢賢治の葛藤」にはこころがひかれ、
再度、宮沢賢治の本を読みたくなった。
”人間の本当の幸福” とは何か、を真剣に探求した男 宮沢賢治。
「本当の幸いとは」とはなんだろう。
お金がたくさんあって、美味しいものが食べれて、大きな家に住んで、贅沢できるのが幸せ?
物質的には豊かでも、こころが豊かでなければ幸せとはいえないのでは・・。
個人の幸せ
国家の幸せ
全世界の人々の幸せ
個々それぞれ幸せの内容は違うだろうけど、誰もが幸福に生きるため日々考え抜いてた人、宮沢賢治。
自己の存在のありようよりも、他者へのいたわりがあった人。
自我の存在をうすーく、できていた人。
全世界・全宇宙・生物全ての幸せを願って生きた、宮沢賢治。
人間のお手本のような人だなー。
この有名な詩に、彼の哲学、生き方すべてが入っているよう思う。
「雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
欲ハナク
決シテ瞋(いか)ラズ
イツモシヅカニワラッテイル
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシ ワカリ
ソシテワスレズ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負イ
南ニ死ニソウナ人アレバ
行ッテコワガラナクテモイイトイイ
北ニケンカヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイイ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイウモノニ
ワタシハナリタイ」